•  設計プロセス記録方法論、体系的RDCモデルの紹介ページをご覧いただきありがとうございます。

  •  人間を初めて月に送り込んだアメリカのアプロ計画は超有名なプロジェクトですが、最近、現役宇宙飛行士のDon Pettit氏は、当時の技術は既に失われてしまっていて、それらを再構築して再び有人月面着陸を行うのは大変な苦労を伴うであろうと述べています。

  •  設計に携わっている方は気がついていると思いますが、設計作業で作成される図面や技術文書は、長い時間をかけて行われる多くの検討や検証の結果として生み出される最終成果物です。当然これらの成果物は慎重に管理され保存されるのですが、そこに至った過程の記録はPCのディスクの片隅で忘れ去られ、いつの間にか失われてしまいます。

  •  一方、今日、多くの製品が世の中に送り出されますが、それらの製品の設計作業の過程は、過去に誰かが行った膨大な設計過程の中のどれかに似ている可能性があります。そうであれば、類似した設計過程で行われた検討や検証の記録に再び光を当て、新しい設計の効率化や失敗の防止に役立てることができるはずです。

  •  アポロ計画の時代には、全ての設計過程を記録する方法は存在しなかったかも知れませんが、現在の私たちは莫大なデータストレージを利用することができます。 このデータストレージに加え、設計プロセスを効果的に記録する方法があれば、設計過程を再利用し先人の知恵を活かす道が開けます。

  •  このHPでは、設計プロセスを記録する方法論である体系的RDCモデルの紹介を通じて、新しい設計の進め方について、みなさんと一緒に考えていければと思っています。